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成分採血(アフェレーシス)

成分採血(アフェレーシス)とは

血液を一時的に体外で循環させ、目的とする細胞のみを効率よく採取する方法です。 

一般的な採血では十分な数を確保することが難しい免疫細胞やその前駆細胞を採取する際に用いられ、免疫細胞療法において重要な役割を担っています。 

人工透析と似た仕組みを利用しますが、血液中の必要な細胞のみを回収し、それ以外の血液成分は体内へ戻されます。

成分採血の仕組み

血液を体外で循環させ、目的の細胞を分離・採取し、それ以外の血液成分は体内へ戻します。

アフェレーシス

なぜ成分採血(アフェレーシス)が必要なのですか?

免疫細胞療法では、患者様ご自身の免疫細胞を採取し、体外で培養・活性化した後に体内へ戻します。

治療に必要な細胞の種類や量によっては、通常の採血だけでは十分な細胞数を確保できない場合があります。

成分採血を行うことで、必要な細胞を効率よく採取することが可能となり、より質の高い細胞培養や治療につながります。

当院での成分採血(アフェレーシス)

成分採血は専用の成分分離装置を用いて行います。

腕の血管から血液を取り出し、装置内で目的の細胞を分離・回収した後、それ以外の血液成分は体内へ戻します。

治療中は医師および医療スタッフが血圧や脈拍などを確認しながら安全に実施いたします。

所要時間は採取する細胞の種類や必要量によって異なりますが、一般的には3〜5時間程度です。

 

採取終了後は一定時間お休みいただき、体調に問題がないことを確認したうえでご帰宅いただけます。

安全性について

成分採血は長年にわたり医療現場で行われている確立された医療技術です。

重大な合併症はまれですが、以下のような症状がみられることがあります。

穿刺部の痛み、皮下出血

一時的な血圧低下や気分不快

口唇や手足のしびれ

めまい

倦怠感

これらの多くは一時的であり、適切な対応により改善します。

治療中に気になる症状があった場合は、すぐに医療スタッフへお知らせください。

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