SOTアンチセンス治療
SOTアンチセンス治療とは
SOT(Supportive Oligonucleotide Therapy)アンチセンス治療は、がん幹細胞検査にて得られたCTCの遺伝子発現解析の結果から、その抑制に有効と思われるアンチセンスを作成し、1回から2回に分けて注射する治療です。アンチセンスの働きで、がん細胞が必要とするタンパク質の合成を阻害してがん細胞の増殖を抑制したり、がん細胞にアポトーシスを引き起こしたりすることで抗腫瘍 効果が期待できます。
SOTアンチセンス治療の作用機序
細胞には遺伝子(DNA)があり、必要に応じてDNAからタンパク質が合成されます。DNAは2本の鎖でできており、遺伝情報を持っている鎖をセンス鎖、もう一方の遺伝情報を持たない鎖をアンチセンス鎖と呼びます。タンパク質の合成はDNAのセンス鎖の情報をRNAにコピーし、これから不要な部分が取り除かれて作られたmRNAがリボソームに届けられて合成されます。
一方、ヒトの細胞はウイルスなどの微生物と異なり、RNAは1本の鎖でできています。2本鎖のRNAは存在しないことから、2本鎖RNAが存在すると、酵素により速やかに分解されてしまいます。SOTアンチセンス治療はこの仕組みを利用しています。具体的にはがん細胞が作る異常なmRNAに結合できるRNA(アンチセンス)を投与することで、2本鎖RNAを作らせ、酵素により分解することで必要なタンパク質の合成を阻害するというものです。
治療概要
本治療は自由診療です。
SOTアンチセンス治療の流れ
Step 1:問診、診察
Step 2:がん幹細胞検査(オンコトレース R.G.C.C+オンコノミックス プラス)
Step 3:外部委託にてアンチセンス製剤を製造(約4〜6週間)
Step 4:投与(約1時間)
治療期間、回数
患者様の病態、症状によって変わりますので、診察、検査、をお受けいただき、決定しております。
費用(自由診療)
料金体系の改定に伴い、詳細はお問い合わせにてご案内しております。
リスク・副作用
現在、本治療において重大な副作用は報告されておりません。
稀に頭痛や発疹など軽度の副作用を生じる場合があります。
